未経験でも即戦力になれる！
介護助手なら無資格でもOK
未経験で資格も持っていないけど介護の仕事をしてみたい。そんな人におすすめなのが介護助手（介護補助）の仕事です。有資格者である先輩職員の近くで介護を学びながら働くことができますよ。
社会全体として介護職員の人手不足が問題となっているなかで、これからも高齢者の数は増えていくことが予想されているため、厚生労働省は介護人材確保のために介護助手の導入に積極的な姿勢をみせています。国家資格である介護福祉士などにはより専門的な介護業務に注力してもらうためのサポートをする役割ですね。
介護助手として働く人が増えることにより、介護に携わる職員の総数を確保することができ、介護の質向上にもつながるのです。専門的なスキルは必要なくとも、介護業界の未来を担う重要な仕事ですよ。
どんな仕事？
実際にどのような仕事をするのかというと、入浴介助・排泄介助・食事介助など利用者に直接触れる介助業務は資格を有している必要があるので行わず、それ以外の部分をサポートしていくことになります。例えば清掃や備品の準備、ベッドメイキングや食事の配膳などですね。経験を積めば利用者の見守りや話し相手、認知症の方への対応などといった業務も可能になりますよ。助手という括りですが、すべての業務を上司から指示してもらうわけではありませんので、能動的に利用者や先輩職員のサポートをしていきましょう。そうすることでやりがいが生まれてきますよ。
未経験の仕事となると、実際に経験してみないと本当に自分に向いているかどうかの判断は難しいですよね。そのため、まずは介護助手として介護業務を経験してみるというのも一つの方法です。専門的な業務はやらないにしても、目の前で先輩職員の仕事を見ることができるので、実際にそういった業務をすることになった場合のイメージもしやすいでしょう。
この仕事の魅力
なによりも無資格・未経験から始められるのが一番の魅力です。最初から資格が必要となるとどうしても身構えてしまいますが、無資格でもOKならチャレンジしやすいですよね。それに、最初は無資格でも勉強をしていくことによって資格を取得し、ステップアップしていくこともできます。地方自治体によっては介護従事者向けの無料研修を開催しているところもありますので、こういったものを活用しつつスキルを身につけ、最終的には国家資格である介護福祉士を目指すというのも良いですね。
また、介護助手は時給制で働くことが多いので、働ける時間が限られている人、例えば主婦の方や学生などが働きやすいというのも魅力です。プライベートと両立しながらやりがいのある仕事をするチャンスですよ。
